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G線上のアリア(バッハ) [曲目解説]

ヨハン・ゼバスチャン・バッハ
 Johann Sebastian Bach (1685-1750)
組曲(序曲)第3番 BWV1068 第2曲エア Air
作曲:1730年以前

2016年佐渡公演演奏者
 ヴァイオリン:奈良秀樹、十河佐智子(特別賛助)
 ヴィオラ:渡辺みほ チェロ:上野敦子

「エア」とは歌のこと。5曲から成る管弦楽組曲第3番のうちの1曲。
わずか18小節の曲であるが、低音の落ち着いた歩みに美しい旋律が
導かれ、内声部が絶妙に絡む文句なしの名曲。

ドイツのヴァイオリニストのヴィルヘルミが1871年にヴァイオリンの
一番低い弦G線で弾くように編曲したものが当時有名になったため、
「G線上のアリア」と呼ばれるようになった。実際にはこの編曲以外で
ヴァイオリンのG線で旋律が弾かれることはほとんどない。

楽譜:一部自筆パート譜(ベルリン国立図書館)、旧バッハ全集31.1
新バッハ全集VII/1

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