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弦楽四重奏曲イ長調(テレマン) [曲目解説]

ゲオルグ・フィリップ・テレマン Georg Philipp Telemann (1681-1767)
ヴァイオリン、ヴィオラ、ヴィオロンのためのソナタ TWV40:200
Sonata à Violino I, Violino II, Viola e Violono
2015年公演)ヴァイオリン:松村牧子、山田恵 ヴィオラ:和田意織 チェロ:上野敦子
2016年公演)ヴァイオリン:奈良秀樹、伊野江利子 ヴィオラ:渡辺みほ チェロ:上野敦子

I. Affettuoso
II. Allegro/Adagio
III. Vivace

古典派以降では弦楽四重奏はクラシック音楽の基本編成といえるものだが、後期バロック音楽で低音楽器に通奏低音(Basso continuo)ではなく数字付和音の記入がないViolonoを指定してあるものは珍しい。様々な編成の曲を書いているテレマンでもこれ1曲。
3楽章だが第2楽章の最後にはAdagioがあり、実際には緩ー急ー緩ー急の教会ソナタの変形形式。

楽譜:Darmstadt大学所蔵自筆譜より作製、Bärenreiter社(1952)

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